奇跡の大聖堂・ピラール大聖堂とゴヤ/サラゴサ
こんにちは
サラゴサのピラール祭礼のついでに、大聖堂のほうにも訪れてみました。
前回の記事
ピラール大聖堂
ピラール大聖堂の由来はこちら
入場は無料でいつでも入場することが出来ます。
ピラール大聖堂は宗教的にとても大事な建築物であり、1681年にカルロス二世に建設され、1686年に完成しました。
聖母マリア像やゴヤによって描かれたヴォールトなどが有名です。
内部は写真撮影が禁止という事で撮影ができないのが残念と思っていましたが、ピラール祭礼だからなのかわかりませんが、フラッシュ無しなら撮っていいよ!とのことでしたが、一応自重
※普段は撮影禁止だそうです。
普段は禁止とのことなので、写真アップも控えます。
ピラール祭礼の祭壇にもあったマリアの柱にかけられていたスカーフのようなモニュメント。
こちらはもともと大聖堂内にあり、週ごとにかけられているスカーフの色が変わるそうです。
サラゴサに住んでいる人たちは、週ごとにピラール大聖堂に訪れ、かけられている色を当てに毎週訪れるそうです。予想の色が当たっていたら、今週は運がいい。という願掛けのような事を行うそうです。
ちなみ私も、何色か前もって行ってみました♪
祭壇が赤色だったので、大聖堂も赤だろう。という安易な考え。
いざ。
よくわからない色でした・・・
水色???青??
こんな色
よくわかりませんが、友人と苦笑しとりあえず今週は運がよくなさそうです
ピラール大聖堂に爆弾
1936年から1939年のスペイン内戦時、このピラール大聖堂内に爆弾が3つ落とされました。
1つは大聖堂の外に落ち爆発。
残り二つは大聖堂内に落ちました。が、まさかの二つとも爆発することなく不発。これは奇跡だ!!マリア様が救ってくれたんだ!!と多くの人が信じ、ピラール大聖堂をさらに称え、この出来事が今の大聖堂の確固たる地位に至ります。
今でも、その二つの爆弾が落ちた穴は大聖堂内に残されており、入り口入ってすぐの天井に大きな
2つの穴が残されています。
また、まさかの爆弾も展示されており、大聖堂内に爆弾が2つ壁に飾られているので、宗教建築物内に爆弾というシュール光景で必見です。
※写真はイメージです。
前述したように、ゴヤの絵も大聖堂にあり、必見です。
サラゴサはゴヤが生まれ育った町で、大聖堂だけでなく、ゴヤの美術館やゴヤの名前が名づけられた駅があるほど馴染み深いものとなっています。
大聖堂内の天井にはゴヤが描いた天井画が残されています。
柱と柱の間の天井すべてがドーム状になっており、そのドーム状になっている部分にゴヤの天井画があります。
場所は入り口からまっすぐ突き進んで、出口周辺の天井です。
しかし、ゴヤの天井画は2つしかなく、そのほかの天井は白紙になっており、何も描かれていません。
理由は時間がなかったとのこと。
なので、たった二つしか天井画がないので、すぐに見つかると思います。
ゴヤ
ピラール広場前にはゴヤの銅像が建てられているので、、ピラール大聖堂に訪れた際にはついでにいておくのもいいです
Zaragoza美術館
http://www.museodezaragoza.es/
すぐ近くにゴヤなどの美術品が展示されたサラゴサ美術館があります。
ゴヤの作品はもちろんですが、まさかのここに日本の歴史館があります。
私の見たかった、我が子を食らうサトゥルヌス
はマドリードに行ってしまったとのことで、見ることが出来ませんでしたが、
多くの展示品があり、また私たちの歴史資料館もあるので、一度訪れてみてください
もちろん入場料は無料です。
まとめ
マドリードからバスで4時間離れた場所に素敵なサラゴサという町があります。
時間に余裕のある方は訪れてみてください♪
年に一度のZaragozaサラゴサ・ピラールの祭礼
こんにちは!
Zaragoza・サラゴサのお祭り
ピラールの祭礼へ行ってきました。
ピラールの祭礼
毎年10月12日を中心に9日間サラゴサで行われるお祭り。
新約聖書に登場するイエスの使徒の一人ゼベダイの子ヤコブの前に聖母マリアが現れたというのが由来。
その現れた際に、ピラール(柱)に立って現れたという伝承から、ピラール大聖堂と名づけられたともいわれています。
世界中のカトリック教徒が参加するお祭りで、9日間サラゴサの様々な場所で、屋台や音楽ステージなど多くのイベントが開催されます。
ピラール大聖堂前
ピラール広場に祭壇が設置され、多くの人が献花しに訪れます。
多くの方が、サラゴサの民族衣装を身に着け、訪れ献花するシーンを目にすることが出来ます。
こちらがサラゴサの民族衣装
駅から大聖堂までの道のりは長く、バスターミナルから市バスに乗り、大聖堂近くの駅で下車し、ピラール広場へ向かいます。
この時期多くの観光客や地元民が一斉にこの場所に集まりますので、人であふれかえりますので、盗難などの貴重品には注意が必要。
普段はこんな感じ
私が行ったときには、歩けないぐらい人であふれ、カオスな状態でした。
こちらも普段はこんな感じ
Cabezudos・カベスード
お祭りの内容や時期にかかわらず
Zaragozaではイベント毎にヒガンテ・カベスードという頭のデカい被りものをし道を練り歩きます。
そして、被り物をした人は子供たちを軽くビンタ・または叩くため子供たちを追い掛け回す悪夢のようなイベントがあります。
叩かれた子供は幸運が舞い降りるという言い伝えがあり、この街での一つの行事として愛されています。
ただとても怖いです。笑
多くのサラゴサの子供たちは、親に叩かれなさいと無理やり連れてかれ、カベスードを前に恐怖でおののくそうです。
みんな恐怖で泣くそうな(サラゴサの友人談)
このイベントは祭り期間中の午前中だけにしか行われないため、訪れる際の時間帯には注意が必要です。
サラゴサでは有名な行事ですので、お土産屋さんにもありました。
サラゴサのシンボル。
スペインのそれぞれの町にはそれぞれのシンボルやマークがあります。
ここサラゴサにもシンボルがあり、イベントごとにシンボルがプリントされたバンダナやTシャツを身に着けています。
赤いバンダナが売店や露天などで販
売されているので、手に巻くなり、頭に巻くなどするとサラゴサのお祭りの一員になれます。
私は友人がくれたので、手に巻いて参加しました。
多くの人が身に着けているので、部外者の私でもなんだか一体感を感じることが出来ました。
日本でいうお祭りの半被のような感覚です。
サラゴサの食べ物
サラゴサに来たら必ずこれ
子羊の肉・テルナスコです。
羊の肉という事で、臭みが気になりますが、ラムチョップはマトンのように気になる臭みが少なく、美味しくいただけます。
サラゴサではこのテルナスコ・子羊の肉が有名で多くの店で頂くことが出来ます。
お祭りの期間中、どの道端でも露天などが開かれているので、レストランに入ることなく食べることが出来ます。
また音楽ライブなどの近くでも売店があるので、食べながら音楽を聴くのもいいですよ♪
Zaragoza でパーティーナイト! pic.twitter.com/8dFZh5y9B6
— Ryo@スペイン (@pawnspanish) 2017年10月15日
お祭りならではのあれ
お祭りといったら露天・出店ですよね!
サラゴサにも私たちの馴染み深いリンゴ飴が売っていました。
日本人の女の子・子供と同じように、スペインでも女の子・子供に人気があるようです♪
ZARAGOZAおススメのホテル
今回私が泊まったホテル
ホテル全体ヨーロッパの中世を感じさせるようなお洒落なつくり。
サラゴサの中心に位置しており、どの観光スポットも歩いて5分の距離で満足。
入り口はオートロックで、防犯面もしっかりとしており、女性でも安心のセキュリティ
Booking.comでの評価も高くて、満足のホテルでした。観光スポットのど真ん中にあるだけあって、ホテル周辺に美味しいレストランが建ち並んでいて◎
駐車場も完備しているので、車で来る人も◎でした。
Hotel Paris Centro, Zaragoza, Spain - Booking.com
まとめ
どうでしたでしょうか?
Madridからバスで4時間の場所に素敵な観光スポットがあるので、皆さんも訪れてみてください♪
ブログ100記事達成~!!
ブログ100記事到達!!
ここまで続けられたのも、ブログやツイッターにコメントいただいたりしてくれた読者さん、皆さんのおかげです。ありがとうございます。
いつの間にかブログ100記事到達したので、記念として100記事目のブログは、このスペイン生活を振り返ってみようと思います。
このブログを始めたのは、1年前ぐらい。
ブログなんて書いたこともなかったし、唯一書いたことがあるのは、日本で働いていた時の会社の日誌ぐらい。
3日坊主なので、まさかここまで続くとは思いもよらずです。
毎日更新しようと決めながらも放置。そして連日更新。また放置みたいな感じで、読んでくれている方、ごめんなさい。。。
この一年・100記事を振り返ってみようと思います。
ブログ
そもそもブログを始めたのは、せっかくスペインにいるんだからこの経験を何かで還元したいと思って、スペインの情報や生活を発信しようと思ったのがきっかけ。
始めた当初は、モチベーションが問題でした。
どこのジャンルにもその道のプロがいるわけで、スペイン・ブログで検索したら、いろんなブロガーさんがいて、私が書いた内容と同じ内容で私の比にならないほどの情報や事細かな知識を書いていらっしゃって、だいぶテンションが下がって、ブログ放置みたいなw
比較してしまうのはよくないけど、比較してしまってモチベーション維持はなかなか難しいですね。
それまでは、自分らしさ、自分が何ができるか、差別化とはなにか・・・とか考えてました
まぁそもそもブログなんだから好きなこと書けばいいじゃん。
ブログってそういうものやん・・・素敵やん
と思い始めてから特に、他がどうどか気にしなくなりましたね
そのぐらいからツイッターを始めて、いろんな方から連絡いただいたり、つながりを持てたりと、いろんなことが続々と。ありがとうございます。
ツイッターを始めたことで、長年スペインに住んでいる方から、ご指摘いただいたり、コメントいただいたり、スペインで自分がマイノリティーだったことを知ったりとありがたいことだらけです。
ツイッターでコメントいただくと、めちゃくちゃ嬉しいです。ほかの国に住んでいる日本の方からいろいろなお話聞けたりと。
フォロワーの方々これからもよろしくお願いします。そしてご指摘等お願いします。
スペイン語
ちなみにスペインに来て、今月がちょうど1年というもかぶっていて、
1年で100記事か・・・すくなw
ほぼゼロからスペイン語を勉強しにマドリードへやってきて、AUTONOMA大学の外国人コースで勉強。ずーっとちんぷんかんぷんで、最後までちんぷんかんぷ。
それでも必死についていき、ひたすら単語単語単語、勉強勉強勉強していたら、いつのまにか日本語教師になってるし、よくわからないですねw
ほんと数か月前までは、スペイン語を勉強していたのに、今はそのスペイン語を使って母国語を教えているというなんとも変な感覚。
いまだにわからないことだらけですし、毎日格闘・勉強ですが、一年前と比べるとだいぶ成長したかな。
スペイン語で日本語を教えるにあたって、スペイン語で、日本語のこの表現はなんていうんだろう。とかこの単語はスペイン語でどれにあたるんだろうなどなど、勉強の毎日です。
忙しくて仕方がないですが、それでも毎日楽しく充実しています。
これから
2月で帰ろうと思っていましたが、仕事もゲットしたし、ビザ問題もすべてではないけど大方解決したことだから、
とりあえず、日本語教師としてスペイン語の修行を続けるためにスペインには滞在し続ける予定。
もともと教えるのが好きだし、それに教えることは自分への勉強につながるし、さらに言えば勉強したスペイン語を直接自分のクラスで練習できるという点が自分にとって魅力的。
ただ、言語学習者のあるあるなのが、ある程度のレベルに到達すると日常会話では支障がない程度。勉強しなくなる傾向があるので、その点は気を付けないといけないと思っています。
正直、一時期一切勉強しなくなった時期があって、それでも日常生活・買い物や友達と会話では問題がなく、いっか。。。という気持ちが芽生えてしまう。わからないこともわからないままだし、分からなければ聞けばいいやぐらいの感じ。
今は教える立場だから、日々努力を怠らず頑張っていこう!
それではこれからもよろしくお願いします。( `・∀・´)ノヨロシク
スペイン企業GALLOとあのカップラーメンのコラボ
こんにちは
スペインのスーパーで珍しいカップラーメンが売っていました。
ふと目に付いたので、つい購入。
その名もSOBA
スペイン企業GALLO(パスタ)とNISSINのまさかのコラボ商品!!
見た目のパッケージはなんかおいしそう♪
いろいろ書いてある。。。
基本的に作り方は日本のカップラーメンと同じ見たいだ
日本で一番売れている・・・らしい
と書いてあるけどw
いざ実食。
開けてみると、蓋の中に蓋
そして中にはソース
大体、カップラーメンと同じ要領で、お湯を入れて、蓋で閉じて3分
3分後にお湯を捨てて・・・・
中のかやくが蓋にめちゃくちゃついてるんですけど・・・・
そもそも焼きそばをカップラーメンのような容器てどうなの?
ソースを入れて完成。
うーん見た目は悪くない・・
味は・・・・いいね!!
日本の一平ちゃんには異なるけど、海外で食べるカップラーメンの中では断トツでおいしいかも。
海外のカップラーメンはくそまずいw
食べていたた面白い発見!
海外では箸でラーメンを食べる文化がまだまだ浸透していないので、麺をすするという行為が出来ない人が多いため、麺の長さが短くなっており、フォークで食べやすいように作られている
さすが、コラボ商品!
面白い食べ物などを見つけたら、またブログに乗せたいと思います♪
日本
MadridからZaragozaへ/バス編
こんにちは
週末を利用して、Zaragozaという町でへ行ってきましたので、まとめてみました。
Zaragoza!! #zaragoza #españa #spain #viaje #pilar #catedral #スペイン #サラゴサ #ヨーロッパ #旅行 #オシャレ #インスタ… https://t.co/vN70jq1FhO
— Ryo@スペイン (@pawnspanish) 2017年10月16日
サラゴサという町
スペイン・アラゴン州の自治体
人口は約66万人ほど。
場所
山に囲まれた地域であるため、スペイン北部に位置しているにも関わらず、夏には南スペイン・アンダルシア地域のような乾燥した暑さで、春と秋には雨が多く降る地中海気候。
スペインでは、マドリードやバルセロナが注目されがちであるが、アラゴン州唯一の公立大学・サラゴサ大学・サン・ホルヘ大学など教育面なども整備されており、宗教的要素が色濃く残るこの街には素敵な建物・建築物多くあり、多くの留学生がこの街に勉強しに訪れている。
マドリードからの行き方
今回バスで行きました。
バスのチケットの購入方法にもよるが、今回はAv Americaから出発。
バス・チケット購入方法はこちら
仕事が終わり、仕事場からそのままバスターミナルへ直行。
Av Americaは大きいので、バスターミナルへ行く際に必ず道に迷うので、早めについておくことがおススメ。
電車からバスターミナルをつなぐエスカレーターが最初に見えるので、ただ上るのみ。
途中他のバスターミナル広場乗り口がの見えますが、マドリードから他都市、またはALSAを使う場合は無視。
マドリード内のバスが止まる停留所ですので、そのまま上ります。
ここから、不親切ゾーン。
チケット買ってもチケットにはバスターミナル番号・バス番号が記載されていないので、100%道に迷いますwほんと不親切だなーと毎回思います。
チケットの参考例ですが、赤い丸の部分が、バスナンバーと席。
席の番号Plazaはこの数字の場所なんですが、肝心のバスがどこにあるかわからないwww
この場合バス:1ですが、そのバス1がどこにあるんでしょうか・・・
スペインではあるある??
そのため、エスカレーターを登ったら、インフォメーションセンターかチケット販売センターに行き、チケットを見せてどこかと何番口かを聞きます。
ターミナル口についたら、どこの運転手にでもいいので、Zaragoza行きのバスっすか?Dónde está este bus(ドンデエスタ、エステ ブス)とチケットを見せながら、聞けば教えてくれますので、そのまま直行。
それぞれ、掲示板的なものがバス入り口についていますが、分かりにくいのと、ほとんど間違っていたりするので、聞いたほうが無難。
スペインではわからなかったらすぐ聞く。これ鉄則ですね。
ただ、運転手はとても親切だけど、チケット販売の窓口で聞くとすごい態度が悪いので、注意が必要です。
態度悪いと、なんかこっちまで嫌な気分になります・・・
出発前の一息。
バスがもともとターミナルにいる場合はすぐ乗れますが、ほかの都市から経由してから来る場合は、時間ギリギリまで来ません。
なので、近くのカフェテリアで一息つくのがおススメ。
私個人的にはスペインのコーヒーとサンドイッチがイチ押しです。
駅のサンドイッチでいつも外れがないぐらいおいしいので、ぜひ時間つぶしがてらにどうぞ♪
鶏肉のサンドイッチ。
これが絶妙に美味しい!!
基本サランラップにくるんで販売しているので、食べれない場合や時間がない場合は、バスに持ち込んで、あとで食べるのも◎
乗車
運転手にチケットを見せて、椅子に座って出発まで待機。
今回のバスはモニターなどがついていないので、パソコンを持ってきて正解でした。
多分長距離バスにはテレビはついているけれど、Zaragozaなどの4時間程度の走行距離が短いバスはついていないみたいです。
バス内はテレビはないものの、とてつもなく遅くてつながりにくいWifiとトイレが完備しているので、いざというときでも安心です。
到着
4時間ほどで到着。
トイレも完備されていたので、トイレに行きたいという不安も特になく。
(運転手の気分によっては途中15分のトイレ休憩があり。)
適当に持ち込んだパソコンで映画を見たり、ブログを書いたりしていたら、あっという間に到着しました。
まとめ
電車Aveだと約2時間ほどでマドリードから行けますが、そんなに時間がかからないのと、基本的に、マドリードから、Zaragozaまではバスで片道5€程で行けますので、急いでいない場合はバスがおススメ。
到着場所は、電車と同じターミナルに到着するので、どちらで行っても、到着場所は同じです。
スペイン日本語教師の闇/スペイン・仕事の見つけ方
こんにちは
前回に引き続き、スペインでの仕事についてです。
次はビザ問題。
求人を見つけた!!となったとしても、次にぶち当たるのが、VISA問題。
日本人はスペインで週20時間のアルバイトが許可されており、学生の身分でも働くことが出来ます。
しかし!!
日本人をアルバイトとして雇うにあたって、雇用主が労働許可を申請する必要があります。
申請にあたって、簡単に取得できるものではなく、時間と費用がかかります。
そのため、多くの日本人の友人が面接後にやっぱり無理です。と雇用主に言われ、内定取り消しになる光景を何度も見ました。
また、以前紹介したサイトのエスハポン広場の求人の多くが、労働許可を持っている方のみ。という記載が多く見られます。
そこで、本題のタイトルにある
『日本人教師の闇』
私の勤務先の社長はVISAに関してしっかりしており、労働ビザ問題は大丈夫なんですが、
多くの語学学校・日本料理レストランの場合、労働VISAなし・契約なし・現金手渡しで働かないか?と持ち掛けられることが多いです。スペイン語でNegroネグロと言います。
実際これを書いていいのか迷いましたが、
日本語教師の多くがネグロ(労働VISA無し・契約なし・現金手渡し)で働いています。
私も今の学校で働く前に他の学校で面接した際に、面接で普通に
違法にネグロで働いてくれないか?
と持ち掛けられました。
それほど、簡単に言っていいの??ってぐらい気軽に誘われましたw
そして、さらに言えば、スペインでは3年間滞在すると労働ビザが取得できます。
その三年間ずっと学生として生活しながら、
学生ビザを延長し、延長を繰り返し3年経ったら労働ビザに切り替えるという流れ。
では、語学学校やら大学に3年間行かなければならないのか??
答えはイエスでありノーであります。
というのも、学生ビザを延長するには
長期ビザであること。
口座にお金がしっかりと入っていること。
それと更新前にいた学校の成績
この三つが必要書類の中で大切になってきます。
前二つは何とかなるとして、要になるのが、学校の成績。
ネグロでこっそりと働く大学生であれば、長期スパンで学校にいるので成績は何とかなりますが、
語学学校に通っている人が更新する場合、
学校の成績をもらうために語学学校に行き続けなければならなく、学校が終了したら、次の学校を探し、成績をもらうために学校に行きながら、こっそり働かなければならない。
働いているのに、お金を更新ごとに払い続けなければならない
と
合法的にスペインに滞在するために学生としてのVISAを取得するための成績をもらい続けなければならない
という地獄です。
私も違法とか考えられない・・・
という考えでしたが、ここスペインでは違法がびっくりするほど堂々とまかり通っており、黒人は平気で偽物のブランド品(私の前職・鑑定士)を道端のど真ん中で売っているわ、違法ダウンロードは違法だと思われていないし・・・etc
違法って何だろう・・・って感じです。
そして、上に挙げた日本語教師のようにネグロで働く人がスペインには多くいるのも事実です。
まさかの学校に行かなくても多少のお金を払えば成績を出してくれる語学学校も存在するのも事実なのです。
明らかにブラックに近いw
ただ事実、多くの人がこういった語学学校にVISAの手続きのために入学しています。
知り合う日本人のほとんどが同じような学校の名前を口をそろえて言うので、スペインで働くためには一つの手段のような印象です。
日本人だけでなく、外国人労働者はこういった形で働いている人が多く。
スペインではそれが普通だよ!っていう認識です。
というのは数年前の話。
ここ最近に、バルセロナで同じような通訳者が逮捕され、同じような滞在者の間で、話題になっています。
今までは捕まらなかったのに、え??という感じで、ざわついているようです。
なので、他の学校の日本語教師をしている方に、ばれたらどうするんですか??と質問したとろ
警察が来たら、教えてないふりしてその場をしのぐ。
でした(笑)
というか、警察なんて来ないから大丈夫。
との回答。
実際よほどのことがなければ、ばれることもないので、
大丈夫な気もしますが、もし万が一泥棒や火事などで、警察が来ることがあったら、即逮捕ですね・・・
働くのに危ない橋を渡るのか、そこは各自自己責任。
これからスペインで働きたいという方どうだったでしょうか。
違法と分かりながら働くか、頑張って帰国覚悟でVISA出してくれる会社を探すか。
スペインでの日本人教師の闇について触れてみました。
終わり。
スペインで仕事の見つけ方
こんにちは。
多くの方からツイッターで、スペインでの仕事のことについてのコメントやDMがあったので、そのことについて書いてみようと思います。
[https://twitter.com/pawnspanish/status/908055642258247680:embed#スペインは日本語ブームで、日本語教師が足りないみたい。労働ビザ用意してくれて、尚且つ現在のインターンも待ってくれるって事で、明日まさかの日本語教師の面接びっくりするぐらい今いい流れ
現在
私はスペイン・マドリードで、基礎から1年間、Autonoma大学の外国人コースで勉強し終え、
午前中はインターンシップ生としてスペインの一般企業で働き
午後と夜は、日本語学校で70人近くのスペイン人の生徒を抱え、スペイン語で毎日楽しく授業をしています。
私がスペインで、仕事を見つけた方法や他の日本人で仕事をしている人から聞いた話を踏まえ
- 仕事の見つけ方
- ビザの問題
- 実際の労働状況
3つに分けて書きたいと思います。
まず、仕事の見つけ方ですが。
主に私たち日本人が仕事をスペインで見つける手段が
- 求人サイト
- フリーランス
- 日本企業からの斡旋
- コネ
のざっくり分けて4つになると思います。
1・求人サイト
スペインの求人サイト(リクルートや転職サイトみたいな)があるので、そこに無料登録し、あとはほとんど日本の求人サイトと同じです。
プロフィールを書いて、写真があればなお良し。
履歴書をネットからダウンロードし、記入しプロフィール欄にアップロード。
あとは、検索欄から、好きなワードで検索し、気に入った会社に連絡なり、履歴書を送る。
っていう流れです。
サイトはinfojobsというサイトが求人数が多い気がします。
https://www.infojobs.net/ofertas-trabajo/madrid
その他にも多くの求人サイトがあるので、
Oferta de trabajo en 〇〇←住むところ
とかで調べるとたくさん出てきます。
例。
oferta de trabajo en madrid - Buscar con Google
また、別で、日本人向けのスペインのサイトもあり、こちらで日本人同士のスペインの情報交換や日本に関連した、求人などが掲載されています。
スペインに滞在する日本人の多くがこちらのサイトを通して、仕事を見つけている場合が多いです。
私の同僚の日本人やスペインで知り合った日本人の多くが、こちらのサイトで見つけた。という人がほとんどでした。
多くの日本人向けの求人情報があるので、常にチェックしておくのがいいかと思います。
主に日本食レストランなどが多いです。
仕事内容の検索の仕方
私の経験も含めてお話しますと、
求人サイト内、日本人向けの求人だと
テレアポや日本食料理店、ガイド、チケットセンターなどが日本語・人向けの求人が多くありました。
実際、私のイタリア人の友人がコールセンターで働いており、
多くの日本人が働いているそうです。
また、マドリードには多くの日本人レストランがあり、日本食レストランのCamareroの求人がすぐに見つけられるほど多くあります。
検索欄で、Oferta de trabajo, japonés, restauranteのキーワードで簡単に見つけれるかと思います。
日本人に限った仕事でなくても、気に入った会社にいくらでも履歴書をワンクリックで送ることが出来るので、ジャンジャン送ってください。←ここ大事
なぜかというと、
実際スペインには仕事はさほど多くありません。
求人者が大量にいる中、どうやって面接までこぎつけますか??
そう、履歴書の詐称と大量の履歴書をばら撒くこの二つです。(笑)
スペインではこれが一般的・・・?
日本じゃ考えられないですけど、履歴書には英語ネイティブ並みに話せますとやってきた人が、面接してみたら、全然話せない。とか普通です。
彼らスペイン人には普通で、まぁ詐称しちゃうよねーって面接官も思ってるみたいですが、
困った国ですw
ちなみに私が友人に履歴書をスペイン人に書いてもらうのを手伝ってもらう際に言われた言葉が
面接官は4秒しか君の履歴書見ないから、分かりやすく、簡単に書いて、誇張してね
でした。笑
さすがに嘘は書かず今働いていますが、4秒しか見ないというのは、上記で書いたように、大量の求人者が履歴書を送りまくるので、いちいち見ている暇などないってことです。
ちなみに履歴書は日本と同じように、ネット調べれば簡単に出てきます。
curriculum de trabajo
curriculo trabajo - Buscar con Google
などで調べると簡単にサンプルなどが出てくるので、ワードで自分で書くなり、参考にするなりできます。
2.フリーランス
これは書かなくても言わずもがなって感じですが、
スペインだけでなく、海外で多くのノマドワーカーが自由な生活をしています。
ブロガーだったり翻訳家だったり、アフィリエイターだったり。
ツイッターでそういう方たちを眺め,
私は、いいなぁと思うばかりです。。。
実際そういのはマメにやらないと(生活の為に)いけないので、見ていると忙しそう
ただ、実際、スペインでフリーランスとして働いている方にお会いしたことがありますが、
自由にできるという点と、ある程度スペイン語が話せれば、スペインの一般企業から日本語に関係した翻訳の仕事やネット関係の仕事を得ることも可能だそうです。
ただ、その場合は高いスペイン語のレベル・この後紹介するコネが必要になってきます。
なので、日本で、ブログ・アフィリ・フリーランスなどの仕事を安定させてからスペインで生活するのが無難なところです。
3・日本企業から赴任
結果から言うと、ほぼほぼ皆無です。
スペインに進出している日本の企業・・・すごい少ないです。
一度お会いした日本人で、スペインに赴任してきた方は2人おり、一人は洋服の販売店の方、もう一人はお好み焼き屋さんでした。
日本の衣類業界はスペインに参入傾向が現在あり、バルセロナではUNIQLOが出店、ここマドリードで出店されるんではないか、と期待されているほどです。
ただ、今現在では本当に少なく、レストラン・衣類店はまだまだ可能性があるかなと。スペインに支店を持っている会社を探してみるのも一つの手です。
4.コネ
正直、このテーマは余談ですので、興味ない方は飛ばしてください
これがスペインでは一番大事になります。
何度もツイッターでつぶやいているんですが、コネなくして仕事はスペインではできないです。
スペインで日本人が働いているほとんどがコネです。
求人は出すけれど、結局身内から雇ったとか、知り合いを雇ったとかざらです。
日本と違うのは、
ここスペインはレストラン・バルなどで知り合って、意気投合して雇ってもらった。または知り合いの会社を紹介してくれた。
など、人の結びつきが非常に強い文化の国です。
私の場合、
仲良くしているスペイン人の友人から突然、
日本人教師探している人いるんだけど働きたいなら連絡先教えるよー
と連絡がきて、
後日その人と電話で面接(この人と会ったこともない)。
インターンしているのと学生ビザであると伝えると条件に合わないやー
でも、その条件で雇いたい人知ってるから、連絡先教えとく!
と言われ、後日その人から連絡が来て、面接、現在の日本語学校で働くという、日本じゃ考えられない流れです。
他の方の話を聞く感じでも、ほとんどの現地採用の日本人は同じような感じみたいで、
コネがすべてって感じです。
ある程度、スペイン語が上達しそろそろ働きたいな。と思ったら周りの友人に就活中という事を伝えるのが、とても重要に感じます。
また、個人的な意見ですが、
この大事なコネですが、正直なところ、学生の身分には厳しい部分だなと思いました。
というのも、まずスペインでスペイン語を学ぶ人が多いかと思います。
必然的に学生の身分の友達が多くなります。
そういう人たちからどうやって、仕事の情報を得るんでしょうか・・・・
そして私が一番嫌う日本人同士でいつも行動するパターンなんてなおさらです。
(もちろん日本人同士がいることを否定しているのではなく、勉強もせず毎日日本語でスペインを観光している学生たち。遊学と言われる行為)
学校とは無縁のところに顔を出すようにすることで友人・人脈が増え、チャンスも増えるかと思います。
日本でもビジネスの点においてはここは変わらないと思います。スペインがちょっと強いだけ。
私が行ったのは
積極的に、言語交流に顔を出したり
ギターやボルダリングなどの趣味があるので、そこから友人を作ったり
学校とは違う世界の人たち、さらに言えば日本語に携わったことがない人達に出会うことが重要に私は思います。
ちょっと気が引けるかもしれませんが、Tinderを使って友達を作るのもアリですし、クラブでナンパする・されて友達を作るのもありです。日本とは違いスペインではクラブは友達を作る場という認識が強い気がします。(あとナンパ目的も多し)
そして、これはズルいわ・・・
と思ったのは、仕事がない。仕事がない。と言われているスペインなんですが、
少ない仕事を身内・知り合いで回しているという点。
いかにしてここに入り込むかという点。
考えた結果、私の現在のインターンにつながります。
仕事をしていて、うちに来ない?とか会社紹介するよ?とか普通にあります。私が特殊なのかもしれませんが。
社会人同士で仕事のやり取りをしているので、ここにポンと出の学生が入り込むことはまず難しいと感じました。
日本の大学みたいな印象が一番に思いつきました。
入るのは難しいけど、一度入ったら遊んでても単位を取ってれば卒業できる。
みたいな状況に近いです。
まず仕事を見つけるのは難しいけど、仕事をしてしまえば、その経験・現在のステータスで次の仕事は何とでもなる(もちろん他の人との交流をもっている場合ですが。)
なので、コネを作る・仕事を手に入れる手段の一つとして、
インターンシップをし、ステータスを作りながら、人脈を作る。です。
また、このインターンシップを見つけるのもまたコネで何とかなったりするのが、スペインの奥深いところなんですが・・・(経験談)
余談がちょいと長くなりましたが、皆さんのスペインでの仕事につながるチャンスが見つかればと思いこの記事を書いてみました。
質問等があれば、気軽にコメントやツイッターのほうにでも♪
スペイン・南米の人たちの10月12日ナショナルデー
10月12日ナショナルデー
こんにちは!
昨日、10月12日はスペインナショナルデーでしたので、町中がパレードで賑わい、町は兵隊さんの行進。空は戦闘機が飛びまわるという、町全体が盛り上がるイベントです。
そのイベントに行ってきました。
ナショナルデーとは
コロンブスがあるいはコロンブスの日は、アメリカ州の多くの国々における祝祭日。1492年10月12日にクリストファー・コロンブスによるアメリカ大陸への発見および到着を祝う。アメリカ合衆国では「Columbus Day 」(コロンブスの日)、ラテンアメリカでは「Día de la Raza 」(民族の日)と呼ばれ、宗教的な祭としてピラールの聖母を祝うスペインでは「Día de la Hispanidad 」、「Fiesta Nacional 」と呼ばれている。またベリーズやウルグアイでは「Día de las Américas」(アメリカの日)、バハマでは「Discovery Day 」(発見の日)、アルゼンチンでは「Día del Respeto a la Diversidad Cultural 」(文化の違いを尊重する日)、イタリアおよび世界中のリトル・イタリーでは「Giornata Nazionale di Cristoforo Colombo 」または「Festa Nazionale di Cristoforo Colombo 」と呼ばれている[1][2]。18世紀終盤から非公式に祝われており、20世紀初頭から様々な国々で正式に祝われるようになった。
Wikiペディアより
つまり、コロンブスがアメリカ大陸を見つけた日を記念して、祝おう!
というもの。
軍事パレードが行われ、兵隊さんたちが道を歩きまわります。
その一方で
このナショナルデーでですが、各国いろいろな意見があります。
というのも。
南米を見つけたコロンブスですが、
南米はこのコロンブスの発見があったため、植民地化され、奴隷にされ、暗い南米の歴史を持つこととなりました。
自分らの奴隷・植民地化したことを祝われるという屈辱
他の国では
その一方では、暗い歴史はあるけれども、白人と私たち南米の人たちが出会った一つの記念ではないか。
という前向きな考え方の国もあります。
上記のWiki引用であるように、呼び名がそれぞれ違うのは、先ほど説明した、国によってこの10月12日のとらえ方がそれぞれ違うという理由です。
スぺイン
中南米への植民地化の第一歩を記念
コスタリカ
El día de la Raza y de la Hispanidad二つの世界の出会いを記念
コロンビア
Día de las Culturas 様々な文化が融合し、自分たちの国が出来上がったことを記念
ベネズエラ
ヨーロッパ人に対する先住民抵抗の日として。
国によっては、それぞれ違うとらえ方をしているのが特徴的です。
ただ、ここスペインでは、植民地化を記念してパレード
(実際祝う人達はそんなつもりではなく、祝日だからという習慣の意味合いが強い)
を対抗するような形で、自分たちの文化的視点で祝おうという動きがあります。
少し前置きが長くなりましたが、こういった説明があったうえで南米の人たちがスペインでナショナルデーを祝う姿を見るとまた違った見え方がするかと思いました。
スペインでのパレードの様子
Latinoという駅周辺ではそれぞれの国の民族衣装を来て踊り歩きます。
それぞれの国の特徴的なダンスや色使いがとても印象的です。
小さい子供も踊っていたりで見ているだけでうっとりしてしまいます。
可愛いだけでなく、ダンスもしっかりしており、この年でこのレベル?!と思ってしまうほど上手なので、これぞラテン文化!って感じです
みんな綺麗でした!
ミニスカで踊っていたので、お尻とパンツが・・・・
と思っていたら、しゃがんで、パンツを撮ろうと必死なおじさんがいてつい苦笑。
日本のコミケにもそういう光景よく見かけるので、エロは世界共通だな・・・とつい一人で納得。
このパレードはLa Latinaという場所で行われていて、Latinaはラテンの人という意味で、南米の人を指します。
このパレードはペルー・ボリビアなどの人たちが民族衣装を着て踊るというもの。
一見、楽しくナショナルデーを祝っているように思いますが、
一緒に見に行ったチリ人の女の子が、実はスペインのナショナルデーを単純に祝っているわけではないんだよ。とポツリポツリと上記のような事を説明してくれました。
スペインは植民地化の第一歩を祝っているが、
植民地化された中南米の人たちは
植民地化されたことではなく、アメリカ大陸が世界に発見されたという事を祝っています。
同じ祝い事でも、内容は全然異なり、それぞれの国の思入れなども違います。
パレード自体は楽しそうで、みんな楽しく踊っていたんですが、
そういった理由、歴史的背景を聞くと全然楽しくない!
そう考えると、中南米の人たちが持つ明るさ。陽気さというのは、こういったところからきてるのかなーとか考えさせられます。
歴史的事実を受け入れ、前向きに生きる彼らを尊敬のまなざしで見ざる負えないです。
一つの視点ではなく、いろんな視点で物事を見てみるのも、大切だなと改めて実感したナショナルデーでした。
芸術の町バスク地方Bilbao~マドリードからビルバオへ~
美食と芸術が栄えた町ビルバオ
休日にビルバオに行ってきました!
マドリード在住のスペイン人の多くがどこの町が好きと聞かれると、必ず上位に入るのが、北スペインのビルバオ!
食べ物がおいしく、景色も素敵とのことで、行ってきました!
ビルバオ
マドリードやバルセロナが注目される中で、隠れた観光スポットと注目される街。
海に面し、長年商業の中心として発展してきた地域で、最近では第3次産業の発展が成功し世界的にも名が広まりつつある。
そのため、世界的に有名な芸術作品などがビルバオにはいくつか点在し、観光スポットとして現在注目されている街です。
また、ビルバオの食文化はスペイン内でも注目されており、美食の町としても名高いことで有名。
どんな所?
スペイン北部にあるバスク地方の県
人口は350万人ほど
スペイン内では10番目・スペイン北部では1番目の人口の高さです。
面積は40㎢
1300年ごろから商業の中心地として栄え、ビルバオ港からビスカヤ地方で取れた鉄鉱石を主に輸出をし発展してきた街です。
1500~1600年ごろに疫病が流行り人口が壊滅的に激減しましたが、のちにさらなる工業化に成功し、人口が急激に増加し現在のビルバオに至ります。
また、急激に人口が増えたため、隣接する自治体が併合を繰り返し、現在のビルバオの形になりました。
マドリードからビルバオへ
- 飛行機
- バス
- 電車
以上の3つになります。
飛行機
所要時間は1時間
費用 70~100€(予約時期にもよる)
マドリードのバラハス空港からビルバオ空港まで行くことが出来ます。
ただ、ビルバオ空港は中心街からちょっと離れているため、バスに乗って移動する必要があります。
約2€です。
Moyua Plaza行きのバスA3247に乗れば12分ほどで到着します。
Moyuaは中心部なので、すぐに観光がしたい方は◎
またはTermibus行き(バスターミナル)でも到着します。
バス
所要時間 6時間ほど
費用 片道 30€ほど
マドリードから向かうバスで、旅行する場合、大きなバスターミナルが二つマドリードにはあり、AtochaとAvenidaAmericaの二つにあるので、バスのチケットをネットから購入する際には出発場所に注意が必要!
私は何度も直前に間違えそうになることが多々ありますw
基本的に長距離バスは、テレビがついていることが多いので、イヤホンを持参すると◎です。
車内では映画やテレビを見れるので、長距離の移動も快適に過ごせるので、必須です。
今回はバスで行ったので、
マドリードのAvenidaAmerica駅のバスターミナルから
上記に挙げたTermiBusに到着しました。
電車
所要時間 5時間
費用 片道50€ほど
ほとんど時間も金額もバスと変わらないので、座り心地などを重視するかたは電車をおススメしますが、個人的には時間もほとんど変わらないバスがいいかと思います。
実際今回バスで私は行きましたが、電車を選ぶメリットがなかったので、バスにしました。
ただ、到着する駅周辺は観光スポットが密集しているので、時間に余裕のない方は電車がいいかと思います。
電車の場合、到着先はバスターミナルと真逆になるので、ビルバオから他の都市へバスで移動する際は注意が必要です。
マドリードから電車に乗る参考は前記事を
スペイン海沿い都市を回る旅
スペイン国内旅行
こんにちは!(@pawnspanish)
以前の記事に書きましたが、ビザ更新まで期間があったので、スペイン北部から南にかけて海沿いを旅行してきたので、観光スポットと一緒に記事を書いていこうと思います。
私が回った都市は
ビルバオ
サラゴサ
バルセロナ
バレンシア
アリカンテ
の5都市を回るという長旅。
学生の身分というのもあってたくさんのお金をかけれないこともあって、移動はすべてバス・滞在はゲストハウスという安旅。
バックパッカーしてた学生時代が懐かしかったなぁ♪
アリカンテからマドリードまでの帰りは贅沢してRenfeの一等車に乗って帰宅したので、それも書こうと思ってます。
(本当はムルシアも行く予定だったけど、4年ぶりに会ったアリカンテの友達と羽目を外しすぎてひどい二日酔いで帰った・・・だけなのは秘密)
記事は書いてあるので、ここにまとめて書いていこうと思ってます。
2017/8/26更新
気づいたら明日からスペインで不法滞在者~その②~
続き
インターン業者に向かった私だが、唯一の必要書類を断れた私。
のその後。残り30日
まさかの学校とインターン業者のバトル
断れた私は学校に戻り、インターン業者を見つけてくれた先生に相談すると、
私に約束した事と違う!!
といってその場でインターン業者に電話。
長々と目の前で電話でやり取りをしてるのをずっと見てる私。
何話してるかわからないので、とりあえず苦笑いしながら待機。
THE 日本人!!
電話が終わり、担当もよくわかってないので、
後日連絡するから、ちょい待ちな~
ってことで、その日は解散。
まさかの追加オプション料金発生
後日連絡が来ると、結局証明書は用意はできないので、
語学学校にお願いして、学校行かないけど、
席を入れて証明書をもらうという流れ。に決定。
何それww
自分の学校→インターン業者→行かない語学学校
何個経由してるのよw
コミッションだけは取られたくないので、その語学学校とも直接連絡のやり取り。
もうこの時点で、毎日連絡連絡で、はぁ・・・って感じ
って思っていたら、当初予約していた手続きの日が来てしまったけど、書類がないので、行くこともできず。。。。次のチャンスへ。
結果行かない学校の授業料を半年分払って、証明書をもらえることに。
次の予約、また来月。。。(笑)
書類もすぐにもらえそうだったので、
再度、役所に予約を。と思い、確認。
ない。。。。空いてる日がない。。。。
次の空いてる日が来月しかないとのことなので、仕方なく予約。
それまで20日ほどあったので、その間スペインを旅行したり、
日本に帰ったりとバケーション。
そして帰国後、役所に向かうと、以前お財布を盗まれていることもあり、
肝心のNIEがない。
プラス
期限が切れているとのことで、いろんな役所をたらいまわしに・・・
2日間で4つほどの役所をたらいまわしにされましたw
で、結局言われたのが、
あなた、明日から滞在期限切れるよ。
とのまさかの不法滞在者宣告
結構やばめだから、ここ行きなさいと、メモを渡され
他の役所に行き、言われるままに提出書類を出し、雑談も、書類チェックもなく終了。
書類は全部大丈夫だったんですか・・・?
不法滞在の件は??
何も説明されることなくあっさり終わり。
聞いても結果はメールで送りまーす。だけ。
提出書類に提出しましたのシールが貼られるだけで、その他何もなし。
つまり、連絡メールが来るまで、これ不法滞在じゃね・・・
いろんなスペイン人に聞いてみると、
みんなスペイン人そんなもんだから大丈夫♪
気にすんな、連絡待ってるっていえばとりあえず大丈夫♪
なにその気楽加減・・・・
まぁ自分が忘れていたのが悪いんだけどw
不安や・・・・
という流れで不法滞在者??になりました。
たぶん提出書類に提出済みのサインがあるので、大丈夫・・・だとは思うけど
NIEの結果が来たら再度、記事を書こうと思います。
気づいたら明日からスペインで不法滞在者
こんにちは(@pawnspanish)
最近更新を怠っていました・・・
通っていた学校も終わり、ひと段落着いたので、また一時帰国して日本に帰っていました。
つい、日本に帰るとブログの更新を怠ってしまうのが、ダメなところです。読者の方々すいません・・・
帰ってきてそうそうなんですが、明日から私スペインにて
不法滞在者になります。。。
というのも長期ビザの更新期間が過ぎてしまうという理由です。
まず学生ビザとは
簡単に説明すると。
学生ビザには二種類あり、短期ビザと長期ビザの二つ。
一年未満は短期ビザ
一年以上は長期ビザ
短期ビザは延長不可
長期ビザは延長可能
という二種類があります。
また、取得するのにも必要な書類がそれぞれ異なります。
私は長期ビザを取得しており、前もって延長の可能性を考え取得しました。
ほとんどの場合が学校の授業終了から10日前後に取得した滞在ビザが切れるので、それまでにビザを更新するか、帰国するかを選ぶことになります。
私のブログタイトルにあるように、適当なダメ人間の私。
まだまだ勉強不足や!!まだ残ろう!と決意したものの、
まだいいや。と思ってしまったのです。
なぜ、まだいいやと思ってしまったというと、
日本ではよく討論されていて、いろんな情報が飛び交っているので、ほんとに曖昧な情報でしたが、こっちスペインでは確実な情報で、
長期ビザが切れたあと、90日の猶予が自動的に設けられるという点。
これを観光ビザと呼ぶか否かは人それぞれで、なんとも言えませんがえ確実に90日がもらます
時系列形式・日記調に、事のいきさつを書かせていただくと
市役所・学校などの各方面に確認を取り(なぜかこういうところは行動力抜群・・・)
ビザが切れても3か月の猶予が確実にある情報を得て、
ゆっくり~とゆっくり~と書類集めを開始。まさにDespacito並み
ビザ期限・不法滞在者まで残り90日
やることもないので、
同時に大学の一か月サマーコース授業に参加。
予約が取れない事態。
とりあえず軽ーく更新するには必要な役所での予約(スペインではいろんな手続きを役所でする際には予約が必要です。)をちらっと見たらほとんど埋まっていて、一番早く予約が取れる日が来月。
つまり猶予30日あたり。
それまでに書類を集めておけばいいやという事で、とりあえず予約を入れる。
書類集め
夏の授業が終わりに近づいて来た頃。
銀行や保険証明などの書類のほかに、学生という身分という事で
次のビザの更新をするには次の学校の授業の証明書が必要とのこと。
ここで問題になったのが、
今の大学で次のコースを受けるか、はたまた語学学校で勉強するか・・・・
とりあえずそこは置いておいて、他の書類を集め終わりまで保留。
全部集め終わった際に、最後の砦。次の授業証明。
どうしよう・・・・
私の出した答え
もう勉強したくない。笑
留学生がする発言ではないですねwww
ダメ人間
詳しく言うと学校で教科書を開いて勉強するよりも。
実際の現場で、実際に使われているスペイン語・ビジネスを勉強したいという意味です。
あと、
社畜が身についた私には学生という身分が耐えられないという点もありましたが。。。
というわけで、授業終盤に各方面にコネがありそうな先生を訪ね、アドバイスをいただき、猶予期間とはいえビザは切れているのに、一緒に今後の進路を考えることにしました。
話がまとまらない大人たち。
相談の結果インターンシップを探してみようとのことで、いろいろと動いては断られ、帰国しようか迷っている際に、外部のインターンシップを見つけて頂き、
大学を通してインターンを申し込むという謎の好待遇の低価格。
しかも一番必要な次の学校の証明書も用意してくれるとのこと
多分コネですねあれは・・・
外部からインターンシップをすると80万ぐらいするところを10万で特別待遇で、しかも期間も私がしたい時期までという
なにその裏入学みたいな。。。
とまぁ業者を通してインターンすることを決まったものの、担当がコロコロ変わり、話がまとまらない。
めんどくさいので、インターン業者に直接私が向かい話に行くと
私の次の学校の証明書は私たちのほうでは用意できない
とのこと。
え???
開いた口がふさがらない
ビザ猶予・不法滞在者まで残り30日
続く・・・
アトピー持ちは海外生活地獄の巻
こんにちは!!(@pawnspanish)
海外生活もかれこれ1年ほど経ちます。
その中で一番つらかったのはアトピー。
私はアトピーをもっていて、夏になると汗をかいて、その部分がかゆくなったり汗疹が出来たりと軽度のアトピー持ち。
と思っていました。
さすがアトピーさん。
敏感な私の肌は環境の変化についてこれませんでした。
何ともなく過ごしていたスペイン生活にやつらは突然やってきました。
そう痒みという敵が。
今までにない痒みが全身を襲い、なぜか夜になると痒みで寝れなくなり、朝になると収まり強制的昼夜逆転の生活が始まりました。
あいつらはなぜ夜やってくるのでしょう。謎です。
9月から生活が始まりなんてことなかったのに、1月に入った途端です。
何度ストレスで日本に帰ろうか思ったことか・・・・
患部を冷やせば何とかなるだろうと思い考えました
しかし
スペインで一人暮らしを始めたばかりの私の家には氷枕はまして氷を作るモノもないので、痒い部分を冷やす方法はただ一つでした。
作り置きして凍らせていたササミです。
痒くなったらささみで冷やす生活が何日も続くという闇生活が始まりました。
病院行けばいいやんと思いがちですが、
ここスペインの病院、なぜかかかるのに予約が必要というシステム。
なので、日本で契約した保険会社と提携している病院の緊急外来に何度も通い、点滴を打ってもらい、薬をもらい、皮膚科の予約日までひたすら待つ生活。
薬が切れれば痒くなりササミ。
痒くなりササミ。
痒くなりササミ・・・・
そんな生活が続くこと3週間。
やっと病院の予約日になり、診察。
結果、アトピーです。改善方法はありません。
えーwwww
私
いやいや痒いのなくす方法ないんですか?
医者
薬を飲んで痒いの抑えるしかない
私
永遠に薬飲まなきゃならんの?
医者
うーん・・・体質だから。なんとも(-ω-;)
速攻日本に帰りたいと思いましたね。ええ
とりあえずササミはともかく処方された薬を毎日飲むことで症状は抑えられていますが、痒くて掻いてしまった部分は黒く跡が残ってしまい、痛々しい結果に。
その後
一度日本に帰る機会があったので、次いでに日本の皮膚科に行ったところ同じ答えと、同じ会話をする羽目にwwww
もうやだwww
もともと皮膚が弱いので、日本の環境に慣れていたので、それほど症状は出ていなかったが、海外という環境の変化・湿度や気温。水の質などが影響し、
症状が強く出てしまったとのこと。
薬で症状を抑え、
同じアトピーの人が使っている石鹸をスペインでも使ってみては??とのご意見をいただき、しぶしぶ薬局で早速購入。
それがこちら
サボンデボーテSEという石鹸
これを使い始めて以前よりは痒みは減った気がする。。。と、思うw
アトピーの痒みを減らすというよりは、アトピーで痒くなる原因の乾燥を防ぐために保湿するっていう感じかな。
これ、びっくりしたのが、ヤクルトが作っているということ。
あの乳酸菌のYakult
なので、石鹸にも乳酸菌はっ酵エキス(保湿成分)が配合されているので、潤いが続くっていう効果。が石鹸に含まれているそうな
前ほどは痒みは減ったけど、でもやっぱり完全ではないので、若干痒みは残る。
しかも、掻いて黒くなってしまった部分は結構ショック。。。
また、
スペインのマドリッドは軟水ですが、他の地域は硬水ですし、ましてや他の国になると水が飲めないほどカルキが含まれている国もしばしば。
そんななかアトピー持っている人が暮らすとなるとぞっとしますね。焦
出来れば同じ症状を持っている人に同じ思いをしてほしくないと思って、この記事を書きました。
薬局にも売っているみたいなので、よかったら試してみてください!!
ボディ&ヘアケア | 乳酸菌飲料のヤクルトが作った化粧品の公式オンラインショップ ヤクルトビューティエンス
ホームページもあったので、参考までに♪
情熱の国スペイン・灼熱の地域アンダルシア・コルドバ
こんにちは(@pawnspanish)
週末を利用して南スペインのアンダルシア地域コルドバという町に行ってきました。
突然ですが、
スペインって聞いて最初に何を想像しますか??
オレ!!(フラメンコ)??
闘牛??
オリーブ??
実は上記で上げた3つすべてが南スペインから有名になったものなんですよね!
もちろんサッカー・パエリアなどは他の地域で有名なものになるので、スペインのイメージすべてが南部のものではないですが、大半が南発祥ということになるます。
世界で流通されているオリーブの3分の1はアンダルシアで生産されたものですし、フラメンコも闘牛もアンダルシア地方で世界的に有名な芸能であり文化です。
また日本でも織田裕二さん主演の映画 『アンダルシア 女神の報酬』でも舞台になった場所でもあります。
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そんなスペインを代表するアンダルシア地域のCordobaという町に週末を利用して行ってきました。
それではどうぞ♪
Cordobaとはどういう町
人口 328,841人(2014年)
面積 1,255.24 km²
南スペイン・アンダルシア州の中に位置します。
めちゃくちゃ暑いです。ここ(笑)
私は7月の頭に訪れたんですが、気温が42℃・・・
死ぬかと思いましたw
ただ日本と違って湿度がそこまで高くはないので、カラッとした暑さです。
逆に冬の時期になると降水量はうんと高まるので雨の日が続くこともしばしば。
マドリッドからはおよそ290㎞で、電車で1時間40分・バスで5時間です。
コルドバにはローマ時代の遺跡が多く残されていますので、観光スポットと人気が高い街でです。
177年イスラム教徒に支配されており10世紀に繁栄を遂げ、マドリッドの南の町トレドに並んで西方イスラム文化の中心地となった地域で、多くのイスラム教徒の学者や著名人がこの街に増え、のちに大図書館がこの地域に建ち、10世紀には世界最大の人口の町となったほどです。
しかし、キリスト教のレコンキスタにより、1236年フェルナンド3世に征服され、徐々に侵略が進み、15世紀にはもともとその地域にいたイスラム教徒が追い出されたため。そういった2宗教が混ざるという珍しい建築物が多く残っています。
なので
建築物の構造がキリスト建築の特徴とイスラム建築の特徴が混ざっているものが多いため、多くの建築物が世界遺産に登録されています。
マドリッドからの行き方
方法は二つです。
一つ目は電車、
二つ目はバスです。
正直、電車をお勧めします。
今回私は往復バスで行ったんですが、いや~~きついですw
休憩はそれぞれ2回ほどで、時間帯によっては渋滞に巻き込まれ到着時間も大幅に遅れます。
ただ、金額面では電車に勝てないのは確かですがw
バス・電車
多くのバスが運行しており、今回私は多くのサイトをチェックできるこちらのサイトを使用しました。
こちらのサイトはスペインの航空会社からバス会社・Renfeまでまとめて検索してくれる便利なサイトです。
一発で飛行機・バス・電車の最安値が分かるので、旅行のたびに利用しています。
若干うっとうしいのが、ホテルのサイトも一緒に開いてくることがありますw
それ以外特に問題はないですし、一発で検索できるのも便利♪
Renfeのサイトを開いていちいち検索して可能な時間を探して、支払いページに行かずに、こちらのサイトを通して支払いもすべてできるので、◎です。
Paypalも対応しているので、JCBカードしかもってない人でも支払いができるので安心♪
デメリットがあるとすれば、Renfeなど直接サイトで支払いをする場合、祝日などは割引などが適用されたり、スペインに住んでいる人は家族割引などがあるので、こちらのサイトを通すと割引などは表示されないので、観光者向けって感じです。
現地に住んでる私でも特に割引対象になったためしがほとんどないので、気にせずいいかなって印象です。
母の日に母の日割引ってのやってたな。。。ぐらいの感覚です。
大体片道
バスが20€
電車が60€程です。
バスも電車もターミナルが同じ場所にあるため、どちらで行っても同じ場所に到着します。
コルドバ旧市街から若干離れているため、到着次第歩いていかなければならないので、前もって場所を把握しておくことをお勧めします。
到着場所は
メスキータ(Mesquita)
スペインに現存する最大のモスクです。
モスクとはイスラム教の礼拝堂。スペイン語でメスキータと呼び、ひざまずいて礼拝する場所です。
こちらの建物は2宗教の建築構造が混ざっていることで有名で、
記事最初にも書いたように、
もともとイスラム教徒のアブデラマン一世の時代に建設された建物でしたが、レコンキスタによりカトリック教徒に追い出さられ、カトリック教徒が権力を握ったことにより、メスキータの中にイスラム教とキリスト教の2宗教が同居するという珍しい建築物です。
メスキータは3つの構成からなり
①回教の塔
②中庭・オレンジコート
③礼拝の間
から成り立ちます。
②は上記の画像を見ていただくとわかるように緑のある部分が中庭になります。
中庭には沐浴の場とオレンジが植えられた木々で構成されます。
沐浴の場は礼拝者が身を清め礼拝の間へ進むための場所としての役割を担っています。
当時はオレンジの木ではなく、ナツメヤシ・月桂樹の並木でした。
みんな暑いのでここで水筒に水を汲んだり、顔を洗ったりしてました。
ある意味身を清めていましたねw
③・礼拝の間はカラフルな柱で有名で、こちらの柱がイスラム・キリスト教の2宗教が混ざった代表的な建築になります。
アーチ上部の赤と白の縞模様はイスラム建築です。
こちらの建築構造はメリダのローマの水道橋を参考に作られており、様々な場所や時代の建物から転用されたものになります。
しかし、寸足らずになってしまったので10m高い天井を支えるための工夫で2重アーチになったといわれています。
最初から普通の柱にすればいいのにとか思ってしまいますねw
これらの柱の延長線上に②オレンジコートの木々が規則的に配置されています。
歴代の王達により、礼拝の間の改築・拡張が行われ続け、
現在の外周175×135ⅿ 収容量2万5千人
の形になりました。
メスキータは10ⅿの壁に囲まれているんですが、その改築ごとに破壊し作り直していたそうです。
Wikiにメスキータの変貌があったので、ご覧ください。
最初に比べる4倍近く改築されているのが分かりますね!
場所 Calle Cardenal Herrero,1, 14003 Cordoba, Spain
番号 +34 957 47 05 12
営業時間 日
午前 8:30 - 午前 11:30午後 3:30 - 午後 6:00月 - 土午前 10:00 - 午後 6:00
ローマ橋(Puente de roma)
カラオラの塔(Torre de la Calahorra)
10:00~14:00、16:30~20:30
10~4月
10:00~18:00
シナゴーグ
言葉の通り、花の小道です。本当に狭く、人がすれ違うのに譲り合いをしないといけないほどの幅です。
コルドバ城壁/アルモドバル門
コルドバ城砦都市として繁栄してきたため、街を守るための城壁として囲まれていました。
門から入った街並みの印象と城壁の巨大さ・重々しい印象の落差が激しいため、一歩中に入ると本当にこの街は砦だったのかと疑いたくます。
コルドバ旧市街の西側に位置し、ビクトリア公園の目の前にドンとそびえ立っており、南北に続いています。
城壁の周辺には噴水や池などがあり、人々が集まる憩いの場所として親しまれており、休日には犬の散歩や家族のピクニック場所として多くの人が集まっています。
この周辺を歩くとまるで中世にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ること間違いなしの風景がそこかしこにあるので、こちらもおススメの観光スポットなので、一度訪れてみてください。
食べ物
コルドバは結構広いのですべてまわるのに
2、3時間ぐらいかかるかと思います。
一通りぶらぶらっと回って私がそのぐらいでしたので、じっくり見たい人は一日見て回るかと思います。
休憩がてらコルドバ料理も忘れずに食べてみてください♪
コルドバで私がおススメ郷土料理は
- オックステールの煮込み
- サルモレホ
の二つです。
オックステールの煮込み
オックステールとは牛の尾の部分の煮込み料理。
牝牛の尻尾周りのお肉をシチューのように煮込んだ料理です。
闘牛などで有名なアンダルシア地方ならではの郷土料理ですね♪
バルによっては小皿で出すところもありますが、大半のレストランが2人前からの注文で大皿で出すところが多いです。
1人で食べるには結構な量なので、グループで頼んだりすることをおススメします♪
結構ボリュームがあり、すぐにお腹がパンパンにw
見た目硬そうなイメージのお肉ですが、しっかりと煮込んであり柔らかく食べやすい。
しっかりと中まで味がしみ込んであり、私の印象としては、ザ・肉!!って感じでした。
結構おなかにたまるのでシェアすることおおススメ♪
初めて知ったんですが、牛の尻尾にも骨があるんですね!
しかも背骨みたいな形の骨。
サルモレホ
トマトの冷製スープ
一見ガスパッチョに似てて勘違いしそうですが、
ガスパチョはトマトのほかにピーマン・玉ねぎなどの野菜を入れるのに対し
サルモレホはトマトオンリー
加えてガスパチョはビネガーをサルモレホより多く入れるのが特徴的です。
なので、柔らかい優しい味で、ちょっぴり酸味が効いているサルモレホは暑いアンダルシア地方ではピッタリの料理♪
しかし、私はレストランでオックステールとサルモレホを一緒に頼み、二品とも同時に来たので、ガスパチョがオックステールに付け合わせで来たのだと思い食し、
すべて食べ終わった後に
まだ、サルモレホ来てないんだけど・・・
とアホな質問をしてしまいました。。。。
店員さんは丁寧に
君が食べていたのがサルモレホやでwwww
サルモレホはガスパチョにすごい似ているけど、ガスパチョほど酸っぱくなくさわやかな味だから食べやすいんだ。
食べやすかったろう?
めっちゃ恥ずかしいいいいいいいい
ということがありましたので、皆様も間違えずにサルモレホとガスパチョの違いを見比べてみてくださいw
まとめ
コルドバは歴史ある建築物が多いので飽きることなく一日中見て回れるほどの大きさです。
建築物だけではなく、街並みもおしゃれですので、退屈しない観光スポットになると思います。
ただ、暑いので水分補給は忘れずに♪