自転車カミーノ巡礼|自転車の装備品・持ち物まとめ
自転車カミーノ巡礼|自転車の装備品・持ち物まとめ
こんにちは
自転車でカミーノ巡礼北の道を行ってきた
着いたあぁぁぁぁあああ!!#camino #カミーノ pic.twitter.com/444j2dyOKU
— りょー@🇪🇸 (@pawnspanish) August 9, 2019
今回は、約3週間かけて北スペイン(北の道ルート)を自転車で横断した装備品・持ち物は13個だけです。
装備品をしっかりそろえ自転車用の装備を買わず、できるだけ持っているもの、代用できるものを中心に持っていきました。
私は自転車初心者なので、プロの方と比べるとさほどいい装備や知識はないかもしれませんが、ちょっとした小旅行程度で自転車を使うことが多々あり、そう言った経験なども加え今回の装備を準備しました。
自転車での旅行となるので、できるだけ少なく軽量化を図りましたので、もしこの記事を見て自転車でスペイン旅行・カミーノ巡礼をしたいと思った方に参考になればうれしいです。
また買っておけばよかった・持っていけばよかった
逆にいらなかったなという装備品も紹介していきます。
カミーノ13個の装備・持ち物
北の道ルートを7月・8月の時期に自転車で行ったので、防寒具などは少なめでできるだけ軽量できるようにしました。
北の道ルートは、イルンから始まり、ビルバオ・サンタンデール・ヒホンなどの海沿いを通り、サンティアゴへ向かうルートです。
ヘルメット
写真は二日目に出会ったおっちゃんとの2ショット
言わずもがなで、自転車で旅をするときには必ず必要です。
カミーノ巡礼と聞くと森の中を通って自然道を通るイメージかもしれませんが、意外と車・トラックがビュンビュン走るような道を通ったりするので、事故防止のため必ず必要です。自転車乗るには必要
どうせ一回だけだから・・・と安いものを買おうか迷いましたが、少しお金を払って生死が分かれるぐらいならちゃんとしたものを買おうと思いしっかりしたものを買いました。
手袋
自転車を頻繁に乗る方は知っているかもしれませんが。私のような自転車初心者には意外と盲点なのがこの手袋。
一日中ハンドルを握り、坂・段差などを越える際には力を込めて握ったりします。
そのため手のひらに圧力がかかり、手の表面がこすれ続け、最後には握れないほど痛くなります。
本当に馬鹿にできないです!
なので、長期の自転車旅行となると必須です。
それでも少なからず痛くなってしまうので、手のひら部分にクッションがついているものを購入することをおススメします。これで少しは軽減するかと思います。
指先は空いているので、スマフォも問題なく使えるので、ハーフフィンガーのものをおススメします。
テーピング
手袋に関係しており、手袋だけでは補えない部分。
私の場合、親指の手袋から出ている部分がこすれて痛くなってしまったので、できるだけ、ハンドルでこすれないようにカバーしました。(それでも痛かった)
さらにハンドルを持ち続けているので、同じ体制になり、手首も痛くなりました。
手首の固定する意味でも、ないよりましと思い使いました。
ポーチ
もちろんリュックサックを使用して自転車に乗っていましたが、ちょっとした買い物やチケットの購入・水の補充などの時、大きいリュックを持って移動するには一苦労でした。また宿についてから夕食などで財布や小物を持ち運ばなければならなかったため、ポーチはとても重要でした。
自転車に着けられる小物入れの購入も検討しましたが、自転車に乗っているときにした使えそうになかったので、購入せず、ポーチを買い、携帯など貴重品を入れ常に持ち歩いていました。
ポーチは持っていなかったのでスペインのどこにでもあるALAHOPで買いました。
縄・ロープ
自転車での北の道ルートは本当に大変で何度もやめたくなります。
もうだめだ。。。もうやめたい泣
そんな時の為に首を吊る用で必要です。
いやいや嘘です。
私の場合マドリードから自転車をイルンまでもっていったので、自転車のカバーを括るのに役立ちました。
さらに道中自転車のサドルが壊れかけたので、縄で巻いて補強したり、雨が降った際にカバンを自転車カバーで括りました。宿でも洗濯物を干したりなどで活躍しました。
用途をまとめると
- 自殺
- 自転車補強
- 雨具代用
- 洗濯もの干す
こんな感じです。
意外と汎用性は高いので持っていて損はないかと思います。
一応直してもらって出発!
安い自転車だから、ちょっとなぁ
このブレーキうんこだわって言われた😅
Santiago 行くからなんとかしけれって言ったら、全力を尽くしてくれたけど
また壊れるかもしれんとりあえず出発!再開! pic.twitter.com/gjHbqpIVcj
— りょー@🇪🇸 (@pawnspanish) July 29, 2019
山道などがたがたな道を通ることが多く、サドルと荷台に負担がかかってしまい、何度も壊れたので、ロープで括ることで補強することができた
自転車カバー
縄のところでも書きましたが、自転車をカバーに入れて電車にのせました。
専用のカバーではなく、やっすいなんでも入りそうなやつを買い、縄で括ることでぴっちりカバーしました。
また、スペインでは長距離の電車に乗る場合は自転車をバラシ、カバーをかけなければ持ち込めないとのことでしたので、必要でした。
さらに、リュック用の雨具を買わず、バッグをカバーし縄で括ることで荷物を減らし代用することもできました。
超ダサいけどね・・・w
でも荷物を極力減らさなければいけないカミーノは結構効率的かと思う
寝袋
意外と盲点かと思う持ち物だと思います。
宿泊先にベッドがあるだろうから、掛布団もあるだろう。
と皆さん思うかもしれませんが、Albergueに泊まる場合、簡易ベッドはあっても掛布団・シーツはないのが一般的です。
そのためほとんどの人が自分の寝袋をひくか、寝袋に入ってベッドの上で寝ます。
宿で出会ったアメリカ人の女の子で
ベッドに布団ついてるのが当然かと思って、寝袋もって来なかった・・・どうしよ
なんて人もいて泣く泣く道中割高の寝袋を買ってるシーンを見たりもしました
また、時期によっては暑くていらないという時期もあるとは思いますが、結構ベッドに虫がいたりして刺されてカミーノ中ずっとかゆいなんてこともあります。
虫対策にもベッドの上にひいたりするので必須です。
私がとまった宿の多くが暖房類がありませんでした。
なので、冬は暖房がない宿に泊まると地獄ですので季節に合わせた寝袋を用意するのがいいとおもいます。
ドリンク容器
ペットボトルや水筒でいいかなと思ったりしますが、自転車をこぎながら飲むことができる容器を準備したほうがいいです。
今水飲みたい!でも自転車のこのペースを止めたくない!
という場面が多々あります。
例えば山道を登っているとき、一度自転車を止めてしまうとこぎ始めがつらかったり
自転車用の水筒は安価で手に入るので、ペットボトルなどで飲むつもりなら、自転車用のを買うことをおススメします。
パンクキット(チューブ・空気入れ・パンクの液入れ)
自転車乗るならいわずもがな。必須中の必須
自転車は必ず壊れます。
私は3回壊れ、自転車屋で直したり、自分で直したり、ほかの自転車乗りに手伝ってもらったりしました。
道中ガラスが普通に落ちていたり、山道で石がぶつかったりなどカミーノはトラブル満載です。
トラブルの度に自転車屋へ持ち込むという策も悪くはないですが、必ずあるわけではないですし、もしあったとしても押して運ばなければなりません。
そして、ここスペインは営業時間が日本と違い16時から20時までとか普通にあります。
結構、自転車屋へ行くのは運任せなところがあります。
なので、旅前に自分で直せるように準備する必要があります。
パンクキットでとりあえず応急処置
とりあえず現実忘れて朝食 pic.twitter.com/DYTxkxLp8x
— りょー@🇪🇸 (@pawnspanish) July 30, 2019
え、そんな知識ない?
心配ありません。私もありませんw
今はYoutube開けば簡単に動画を見つけられることができますし、
パンクキットのなかにはジェルをタイヤにワンプッシュで入れるだけ。
というような簡単にパンクを直せる(応急処置)ものも売っています。
事実このパンクキットに何度も私は助けられました。
歩くのとは違う自転車ならではの装備品。
結構これが重かったりするので、できるだけ自転車に装着できるものを選ぶといいかもしれません。
カミーノ巡礼を自転車で行うなら必須中の必須アイテムです。
レンチ各種・六角
ほぼほぼ、上のトラブルキットと同じ内容です。
壊れなくても、ガタガタの山道などを通ると、なぜかボルトやねじが緩んできます。
(締め方があまかったのか、すぐ緩んでいました)
私の場合、小さい荷台を取り付けていたんですが、山の中で突然
ガシャーン!!と全壊。
ねじが緩んでいたことに気づかず、突然壊れるというトラブルにあいました。
その際もレンチを持っていたので、何とか応急処置することができました。(ねじ一つなくしましたが・・・)
と言うのも、カミーノを自転車でしたいと言うことは、徒歩コースを自転車で進む訳ですからもちろん、自転車道用に舗装されていません。
想像以上の山道やガタガタ道・階段なんてのも普通です。
しっかりとネジを閉めておかないと私のようになりますw
お気に入りのお菓子・食品
自転車でカミーノ巡礼
この言葉だけでも結構テンション下がるほどきついです。
常に坂・坂・坂!
体力勝負な場面が多く、気持ちを上げていかないと厳しいです。
私の場合この気持ち勝負が2週間も続きしまいにはもうやめようかなと思ってしまう時もありました。
そんなときの為にテンションが上がるような食べ物を持っていくと自転車をこぐ活力になります。
私の場合、柿ピーを持っていきました。
うぅ…😭😭
最後の命の綱、柿ピー pic.twitter.com/PUbJK1JnnE— りょー@🇪🇸 (@pawnspanish) August 2, 2019
柿ピー6袋入りだったので、2日に一袋テンションが下がったときというルールで食べていましたが、スタートから3日でなくなりましたwww
もっと持っていけばよかったと何度も後悔しました。
スペインのお菓子は同じような味
ほとんどポテトチップス系なので、日本のお菓子のようなバリエーション豊かさはあまりありません。
テンションを上げる意味でも、飽きをこさせないためにも日本のお菓子を持っていくと気持ちが下がらず前に進み続けられるので、オプション的要素ですが持っていくと◎
サングラス
自転車に乗る際にはサングラスは必須です。
理由は三つ
- 日焼け
- 風よけ
- 虫が飛んでくる
一つ目
目も日焼けをするという点
一度サングラスをかけないで自転車に乗ったことがあります。
乗り終えた後なぜか目が真っ赤。
目に何か入ったかな。と思っていただけでしたが、次の日も次の日も痛みが続き目が開かないぐらいまでに。
肌の日焼け対策ばかりに気を留め、目に気を留めない人が多いかと思います。
目も日焼けをしてしまうので、対策が必要です。
自転車に乗っていると、コンクリートに反射した日光を多く浴びてしまいます。
もちろん普通のサングラスではなくUVカットのサングラスを使って日焼け止めを行ってください。
二つ目
坂を上ることばかり上記で書きましたが、上りがあれば下りもあります。
下る際、風を全面に受けることになり、目が開けられないほどの強風を浴びたりします。
目が開いていない状態で坂を下ることは大変危険です。
しかし、サングラスをしていれば、多少の風は避けられます。
三つ目
目に容赦なく虫が飛んでくるのを防ぐためです。
山のなか、容赦なく虫が飛んできます。
最悪口や目に入ることなんてあります。
私は3回多分虫食べたと思いますw
目にも小さな虫が入り痛い思いをしました。
そんな小さなトラブルですが、結構なえるものです。
虫ぎらいな私からしたらテンションがた落ちでした。
そんな虫さんをブロックする意味でも必要になります。
そんな3つの点からサングラスの必要性を説きました
スペインで安価でサングラスをALE-HOPというお店で買えるので、
わざわざ日本で買わなくても大丈夫かも
日本でサングラスをかけると
なに、カッコつけてんだよ!
みたいに思われがちですが、心配しないでください。
ここスペインではそんなこと思う人いませんから。
10徳ナイフ
これ超便利。
一つの道具に10個も道具が備わっており、わざわざ何個も買わないで済む最高な道具。
自転車の場合レンチなどが必要なボルトがついていたりします。
そんなボルトが緩んだ時にレンチ持ってきてない・・・
なんてこともしばしば。
でも10徳ナイフについているペンチで代用することでなんとかトラブルを回避することができます。
はさみ・ペンチ・ねじ回し・ナイフなどがついているので、困ったときに役立てることができる自転車でカミーノ巡礼に行くなら絶対おすすめする道具です。
服・タオル(圧縮袋)
もやは説明する必要はないかとおもいます。
全裸で巡礼する人はいないだろうし。
ただ、荷物の容量を減らすためにも圧縮袋に入れて持っていくといいです。
服は結構スペースを取り、ほかの持ち物を入れるスペースを奪います。
できるだけスペースを取れるように圧縮袋を使ってください。
服・タオルの量
じゃあどのくらいの服が必要なの?
私の場合
- シャツ3枚(スポーツ2枚・普段Tシャツ1枚)
- 半ズボン2枚
- 靴下4足
- パンツ4枚
- タオル小2(基本乾かない)
- タオル大1
- ジャージ上1枚(夜寒かった)
これで何とかなりました。
本当はシャツ・パンツをもっと持って行ったんですが、道中こんなに要らないと思い捨てながらカミーノを進めこの量に落ち着きました。
この量でも結構でしたので、やはり圧縮袋は必須かと
携帯
十中八九道に迷います。
携帯持たない人はいないとは思いますが、ルート案内に便利なカミーノのアプリがあるので道がわからなくなった際に必要になります。
また、山道の坂がどのくらい続くのか知るため(頑張るため)にも必要です。
まとめ
私の 13個の持ち物リストでした。
もし自転車で旅行やカミーノ巡礼をしようと思っている人の参考になればうれしいです。
もしほかにこんなのあったらいいよ!なんてものがあれば気軽にコメントください。
今回の記事はいかがでしたか
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