とりあえずスペインで日記

海外生活・スペイン語勉強・海外のあれこれを気長に書いていくブログです。

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鑑定士からスペインで日本語教師になるまで。続き

鑑定士から日本語教師になるまで。続き

 

 

spain.hatenadiary.jp

 

前回までは。

前職鑑定士を辞めスペインに勉強しに来た私でしたが、

もう勉強したくないと、まさかの駄々っ子。

いきついた選択肢がインターンシップでしたが、

たいしてスペイン語が話せるわけではないので、ビジネスの世界で無能である現実を認識させられる。

 

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インターンシップ・無能な私

インターンシップが始まり、スペインの一般企業・コンサルタント会社で働くこととなりました。

その会社のマーケティング部門で勉強させてもらうことに。

 

その会社は企業に対して講演会・リーダーシップ指導なども行う傍ら、委託されたホームページの集客アップなども行っていたため、前職・鑑定士をやりつつECサイトも手掛けることがあったので、マーケティング部門に採用されました。

 

しかし!!!

Googleの順位を上げる、ECサイトの取り扱う商品の詳細を書く。

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といった業務がたいしてできるわけでもなく、毎日勉強勉強、添削添削の毎日。

申し訳ない申し訳ない申し訳ない。と思いつつも上司の方々は優しく指導していただき

 

もちろん、スペイン語は話せたほうがいいけど、君は勉強しに来たんだから、努力してくれればこれでいいんだよ

と優しい言葉。

しかし裏を取れば、

お前話せないから、仕事に対して支障の出ないその仕事をやって、勉強してな。

という意味でもある。

そして、後からきたインターシップの学生はガンガンクライアントに電話したり、責任のある仕事を任されていて

それを見ながら、無能。無能。無能・・・・の矢が毎日刺さる

(考えすぎですが、仕事に関してはがつがつやっていきたいタイプなので、悔しかった)

 

そんな仕事でも、学ぶことは沢山あり、

ビジネスメールの書き方や電話の際の決まり文句、ケータリングの手配・ホテルへの問い合わせなどなど

なかなか普通に学生してるだけではできない経験はできたので、よしと。

 

そんななか、友人からの一本の電話が。

 友人からの電話

一本の友人からの電話が今の仕事につながります。

 

うほ、日本語教師にならないか?

 

突然、日本語教師になりたい?との電話がスペイン人の友人からあり

全然興味はなかったけど、スペインで生きるため・スペイン語上達のための一つの手段なら・・・

と思い。

うん・・・

 

と返事をし、その友人を通して、日本語教師をしている人と連絡。

自分は学生であることやインターシップをしている状況などを伝えると

もう一度かけなおす。とのこと。

 

スペインで働くには、日本のように簡単にバイトが出来るわけではなく

労働ビザが必要になる。

 

学生ビザは基本的に働くことが出来ないので、労働ビザに切り替えなければならない。

その労働ビザは雇う会社がお金を払って申請しないといけない。

という難点がある。

申請しても、お金が結構かかるのと、申請した会社の信頼度や残高など多くの書類を提出し、審査されちょーーーーめんどくさい。

 

なので、学生ビザの学生が、面接しても

え、労働ビザもってないの??めんどくせ

と言って不採用になることが普通。

 

という流れで、あーダメか・・

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と思っていたら、

 

再度電話があり、

 

他の学校も募集してて、条件が良かったら労働ビザの手配もしてくれるって!

とまさかの斡旋。

もしダメだったら、うちで違法に働いていいから、安心してね!

とさらに違法勧誘。

 

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なんというスペインの労働環境・・・

と衝撃を受けつつも、連絡先を聞き、とりあえず面接し、速攻合格

この間まさかの2日間

ビザの問題も特に問題なし。

とりあえず学生ビザですでに延長してしまっていたので、

その間に手続きをしようと話し合いの結果に。

その間は週二十時間のアルバイトの申請を行い、働くスタイルということで、

思ってもいないとんとん拍子にことが進んでしまい、

紹介してくれた友人には感謝。

 

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日本語教師生活スタート

20時間という事もあり、一応念のため、最初は範囲内でやろうとのことで、

午後だけ働き始めました(申請しただけ、正直なところネグロ)

スペイン語がうまく話せないのにも関わらず、多くの生徒を受け持つことになり、最初はてんわやんわ・・・・

知らない文法用語とか出てくるし、

あいうえおとか眠くなるし

まさかのレベルの高いクラスも何個も持つこととなり、

食べました

食べたんです

の違いを説明しなければならなかったり(日本語を教えたことなかった)

毎日必死で必死で日本語とスペイン語を勉強する毎日。

 

その間インターシップは続いていて、午前中一般企業で働き、

午後は日本語のダブルワークを行っていて、毎日ふらふら・・・・

これも修行のためや・・・

と必死に頑張り、無事インターン期間も終了し

まだビザの問題はありますが、日本語に専念することになり、今の生活に至ります。

 

こんな感じで、ふわふわした流れで、日本語教師になったので、日本の友達からは、

私が先生になることなんてあるんだね!とビックり。

というか私もビックリですけどねw

 

という流れで、鑑定士からスペインでの日本語教師になりました。

毎日わからないことだらけで、勉強の毎日ですが、まぁうまくいっている。のかな・・・?

とりあえず、ビザで問題が起きなければ最低でも3年は働くつもりです。

意外と教えるのが面白いのと、スペイン語の勉強にもなる。

 

2記事に分けて書いたので、長くなってしまいました。

読んでくれた方ありがとうございます。

自分語りにお付き合いいただきありがとうございました。

 

これからもよろしくお願いします。